ボローニャ(Bologna)

当初ボローニャに行く予定はありませんでしたが、友人からボローニャに寄るというメールをもらい、急遽訪ねることにしました。
事前の知識もなくボローニャってミート・ソースで有名なところ?というくらいの認識しかありませんでしたが、なかなか面白い町でした。
斜塔といえばピサですが、ここボローニャにも斜塔があります。
中に階段があって登れるようになっていますが、当然のことながら傾いていて、ものすごく怖いです。
また階段が木で出来ていて、それが長い年月の間に磨り減っているのも恐怖を倍化させます。
でも、苦労して上まで登ると中世都市のパノラマが広がり、とても気持ちが良かったです。

見所はマッジョーレ広場の近くに集まっていますが、少し足を延ばしてマドンナ・ディ・サン・ルカ教会を訪ねることをお薦めします。
この教会は町のはずれの丘の上にあり、市内を一望できるのと、『天国と地上を結ぶ道』と呼ばれる市内に続く666のアーケードによる柱廊(ポルティコ)が、
なかなか見応え(歩き堪え?)があります。 ただし、行き帰りの足の確保はしておいた方がいいですね。
歩けない距離ではありませんが、柱廊を下るだけでも結構体力を使いますので・・・。
我々も行きはタクシーを使いましたが、帰りに柱廊を歩いて降りたらタクシーが拾えず苦労しました。

マッジョーレ広場の近くの観光ポイントには、物乞い(赤ちゃんを抱いた女性の場合が多い)が多いので、つかまらないように注意しましょう。
洋服を掴まれたらお金を渡すまで離してくれません。(それを振り切るのは、自分が非情な人間になったようで、結構つらいものがあります。)

ボローニャ風ミート・ソースも有名ですが、モルタデッラという巨大ソーセージやトルテリーニというパスタ(耳の形をしたショート・パスタ)も有名です。
パルマが近いことからパルマ産の生ハムも美味しいですね。 食の町でもあるので、美味しいものが沢山あります。
Taverna del PostiglioneとRistrante Buca S. Petronioは美味しかったです。特にTaverna del Postiglioneの女性のオーナー・シェフが薦めてくれた
『ンパ・ンパ・ンパ・セット』(パスタを3種類盛り合わせたことをそう表現していた。)はどれも絶品でした

ボローニャは世界最古の大学があることもあって、学生の街でもあります。
柱廊(ポルティコ)は、その昔大量の学生を住まわせるために、家々の2階に路上に張り出した下宿用の部屋を作ったことから、
その下がアーケードとなったのだそうです。
学生の街ということもあって博物館や美術館が沢山あります。下は電柱に張ってあった市内の博物館の案内地図です。
沢山あるでしょう?


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町の中心のマッジョーレ
広場にあるコムナーレ
宮殿(Pal. Comunale) 
マッジョーレ広場(Piazza
Maggiore)の中心にある
ネプチューンの噴水
(Fontana del Nettuno)
 
神聖ローマ帝国皇帝の息子
が23年間幽閉されたという
エンツォ王宮殿
(Plazzo di Re Enzo)
都市長官の住居だったという
ポデスタ宮殿
(Palazzo del Podesta)

14世紀に着工されながら
未だに未完成な
サン・ペトロニオ教会
(Basilica di San Petronio)
聖職者のミイラなども展示されている。
斜塔近くの通り(名前不明)
 結構学生が多いのに気がつきます。
さすが学生の町ですね。
マッジョーレ広場前のリッゾリ
通り(via Rizzoli)から見た斜塔
(Torri Asinelli e Garisenda) 
斜塔越しに見る
サントステファーノ教会群
(S.Stefano)

下から見た斜塔
結構年代を感じさせます。 
同じく斜塔を見上げて・・・。 
斜塔の上から見たリッゾリ通
りとマッジョーレ広場
↑上の写真と対比してみると位置関係
がわかると思います。
中世都市の空気を感じる
ような気がします。

斜塔の上から見た
サン・ペトロニオ教会
(Basilica di San Petronio)
自然と中世の都市の調和
を感じます。 
町の外れにあるサン・
フェリーチェ門 
『天国と地上を結ぶ道』と呼ば
れるマドンナ・ディ・サン・ルカ
教会
に続く柱廊
666のアーケードがあり壮観。

スライドショーはこちらです

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