ピエンツァ (Pienza) ‐ トスカーナの小さな宝石

1996年12月に世界遺産として登録されたピエンツァ。

15世紀半ばにローマ教皇ピウス(ピオ)2世が、当時のフィレンツェで流行していたルネッサンス建築の理想郷を作ろうと、
フィレンツェの建築家ベルナルド・ロッセリーノに作らせた東西400mの箱庭のような町です。
オルチアとアッソという2つの渓谷を見下ろす丘の上にあります。
 
Pienzaという名前は、この地の出身だったピウス2世が、町造りに際して自分の名前に因んで変えたそうで、
もともとはCorsignanoと呼ばれていたそうです。
残念ながら、1464年にピウス2世もロッセリーニも相次いで亡くなり、理想郷は未完成に終わりました。

徒歩でまわってもすぐに町外れに出てしまうほど小さい町ピエンツァ。
この町の魅力は、趣のある小道とそこに並ぶかわいらしい家並み、
そして町外れから見渡せる絵画のようなトスカーナの風景にあるのでしょう。
ルネッサンスの造形美もすばらしいですが、何より丘陵に広がるトスカーナの田園風景が最高です。

最近ではハリウッド映画のロケにも度々使われているということでした。
アメリカ人観光客が多いのはそのせい?

 

大聖堂(Catedrale)
ピッコローミニ宮殿
(Palazzo Piccolomini)
ここの庭園からの眺めは
最高です。
市庁舎(Pal Comunale)
と時計台
ピエンツァの路地です。
フィレンツェっぽいですね。

チーリオ門(P.ta al Giglio)?
から県道モンテ・アミアータへ
ロッセリーノ通りから駐車場
方向に抜ける路地
ロッセリーノ通りからカステッ
ロ通りに抜ける路地
ピウス2世広場にある
ロッセリーノが作った井戸
(Pozzo)

メインストリートの
ロッセリーノ通り
(Corso Rossellino)
左は市庁舎で、一階部分の
コリント式円柱が印象的です。
ロッセリーノ通り(反対側)
カステッロ通り
(via del Castello)から見える
大聖堂の後陣と鐘楼
カステッロ通りから見る
市庁舎の時計

カステッロ通りからチーリオ門
方向を望む
カステッロ通りから望む
オルチャ谷
同じくオルチャ谷を望む。
典型的なトスカーナの景色
 

スライドショーはこちらです 

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